Vtubestudioリップシンク機能の使い方

リップシンク機能の設定方法

Vtubestudioの機能、リップシンク機能は音声から口の形を読み取ってくれる設定です。

こんな時に便利です。

・しゃべっているのに口が動かない

・[お]の口が出にくい

この設定方法では、通常のトラッキングと併用して使用できるので、喋っていないときでも口は動かすことができます。逆にカメラを隠しても音声だけで口が動きます。

リップシンク設定を使うには

歯車マークからマイクを使うを使っているマイクを選択。
うまくONになっていれば、しゃべると下のバーが反応します。

パラメーターの変更

Mouth Smile / Mouth Open  のパラメーターを以下のように設定する(数値は見本です。)

調整方法

・音量ブースト

・音量しきい値

・周波数ブースト

リップシンクは上の3つを調整します。

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音量ボリューム口の開閉に紐づいています。(下のvoicevolumeバー)

・音量ボリューム これを高くすると音声に反応して口が開きやすくなります。動画の設定では、カメラ入力も併用しているのでここでの数値はあまり高くしていません。
音量しきい値ノイズ感度
・バーを右にすればするほどノイズによって勝手に反応してしまうのを防ぎます。・高くしすぎると、音声に反応しづらくなります。
周波数ブースト口の変形に紐づいています。(下のvoiceFrewuencyバー)


通常の数値は0.5で
0.5よりプラスで笑顔[あ]の形0.5よりマイナスでへの字[お]の形になるという感じです。
この数値を上げると反応しやすくなりますが、上げすぎるとキビキビした口の動きになるので好みで調整してみてください。


バーの下にある、緑や赤のボックスの部分は以下の設定から変更しなくてOKです。
(モデルや声質によって調整は様々になります。)

ボックスの意味

周波数のプラスとマイナスを表しています(多分)
黒は真ん中、緑はプラス方向、赤はマイナス方向
・あは口変形プラスなので緑+
・おは口変形マイナスなので赤-

調整のポイント

調整が難しい点

思ったように調整するには
カメラの数値とマイクの数値の両方を調整する必要があります。

例えば、口の開閉が出づらいからといって、音量ブーストを上げると今度はすぐに口が開いてしまい 口を開く途中のパラメータ[い]の形が出づらくなってしまいます。

それでは反応感度が高すぎるということなので

例カメラのほうの数値でバランスを取る
(Open Mouth /口開閉 パラメータの数値を開けづらくする(0.3→0.6)

という調整が必要になります。

カメラと音声のバランスは以下の通り

・マイクボリュームを上げて、カメラの方は口を開きにくくすると音声入力が優先
・カメラの数値を口を開けやすい設定にしてマイクボリュームは低めにするとカメラ入力が優先